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一つ一つ土から手作りで仕上げますが、図柄と製品の形を考えよりその形にあった図柄を、また図柄を引き立てる形を総合的に作り上げていきます。 作品によっては、何度も何度も作りなおし満足のいく形を作ります、時には材料の土も細かい土、荒い土、赤い土、色々な土を使って考えます。 図柄を描くにあったっても彩色の組み合わせも何通りもやり直し、完成までに見本を幾つも作っては検討し最終案を決定します。 私どもの考えは、50年、100年先の後世の人に1点でも見て頂き素敵な作品だと思っていただきたい、その気持ちだけで良いものを作らなくてはと常に心がけております。 私どもは普段でもお使い頂ける器を作っております、道具はお使い頂いてその使いよさもその作品の特徴のひとつと考えます、お使い頂いているうちに手に馴染んでくるものと思いますのでどうぞお使い頂き可愛がって頂きますようお願いいたします。 |